ケントの森とお話会第二弾 ホープレス内海

1月19日、ロンドンスタンステッド空港で一夜を明かした後、午前中にロンドン在住のM様の家に向かう事になりました。

最寄駅で保科さんと合流し、徹さんと僕の三人でM様の家にお邪魔させて頂きました。（圭吾さんだけ別スケジュールでした。）

実はこのMさんの旦那さんのイギリス人Dさんはケント州に森を購入しつつある状態で、その森を僕達も一緒に使わせて頂けることになるかもしれないので、そこを今日見学させて下さるという事になっていました。

Dさんは大工仕事もした事がある叩き上げの経営者で、自分一人で台所をリフォームしたり小屋を作ってしまうような手先が器用かつ有能な方でした。

Mさん宅の奥にある小屋や別の家に付属している小屋も見学させて頂きましたが、小屋という次元ではなく、水道とトイレがないだけで普通の家というレベルの物でした。それを見ただけでDさんの能力が半端ないと言う事が分かりました。

Dさんが運転して下さってケント州の森に到着しました。

Dさんが先頭に立って僕達三人を案内して下さいました。Mさんが日本語訳して下さり大変ありがたかったです。Dさんは大工仕事の経験がある事もあり、あそこの倒木は小屋の材料に使えそうとか話されていました。

Dさんがここは駐車場に使えるねと仰っていました。

平らな地面が多く、いかにもテントを張り易そうな場所がたくさんありました。

とにかく広かったです。ざっと歩いて回るだけで一時間以上もありました。話によると東京ドーム３個分もあるそうです。しかし、そこまで広いにも関わらず、川や沢はなくて水分としては小さな池があるだけでした。またDさんによると、ここは木が多くて日光を遮ってしまうし、木が栄養を吸収してしまうからこの土地で農業は向いてないねと仰っていました。

凄く立派な暖炉だったので思わず写真を撮ってしまいました。これは森見学の後に行ったパブにあった暖炉です。イギリスではガスストーブや石油ストーブよりも薪ストーブばかり見ました。薪ストーブ、いいですよね。

Mさんご夫妻に美味しい料理を御馳走になり、Dさんとも話が弾みました。日本からはるばる来た僕らに興味を持って下さり、結婚してるかどうかとか、結婚相手に求める三つの条件とか聞かれていろいろ話が盛り上がりました。

この後、キカさん宅にお邪魔して圭吾さんのお話会第二弾が行われました。

このお話会には14日の第一弾に来れなかった人が10人ほど来られて、小ぢんまりとしたアットホームな雰囲気の中で行われました。来て下さった方は第一弾の時と同じで、ロンドン在住の日本人女性が多かったです。来場者の方が手料理を持ち寄って下さってそれらを食べながらワインを飲みながらの夕食会という感じでした。

圭吾さんを知らない人が多かったので、まずは圭吾さんが家を失って呼ばれるままにいろいろな所に行ったという話も含めて自己紹介的な話もありました。

圭吾さんとキカさんのお話が終わった後、僕もちょうどアイルランドから戻ったという事でそのご報告もさせて頂きました。

ロンドン在住の方でもアイルランドやマークボイルさんの事は詳しくは知らない方が多かったので、質疑応答も活発に行われました。

実はアイルランドに出発前に泊まらせて頂いたのがこのキカさんの家でした。キカさんからは出発前に非常食としてたくさんのチョコやお菓子を買って頂きました。実はこれが向こうでかなり貴重な食料となり、僕と徹さんの主食となりました。実はお礼を言い忘れていたのでこの場をお借りして御礼申し上げます。キカさん、非常食、本当にありがとうございました。非常食でしたがアイルランドで日常食として頂いてしまいました。マークさんからアイルランドの巨大なパンと大量のオートというシリアルを頂いていたのですが、キカさんから頂いていたチョコやお菓子ばかりを食べてしまっていたのです。マークさん、ごめんなさい(>_<)　オートというシリアルは水で煮るとおかゆのようになって食べやすかったのですが、アイルランドのパンは硬くてパンとクッキーの中間のような感じでした。日本のパンが柔らか過ぎでアイルランドのパンが本来のパンなのかもしれませんが、歯がなくても噛めるような日本のパンに慣れている僕にとってはオートの方が食べやすかったです。

キカさん宅の庭に来ていた野生のキジ？

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