ごちゃまぜの家日誌

横浜市港北区富士塚にあります、ごちゃまぜの家の日誌です。

思い出深いスタンステッド空港 ホープレス内海

アイルランドからロンドンへ帰る飛行機のチケットは事前に取りませんでした。なぜなら、どれぐらいの滞在期間になるか事前に分からなかったからです。マークさんがもしも長期出張とかでいない場合、彼が帰って来るまでしばらく滞在する事も検討していたからです。

しかし思いがけずすぐ出会えて、質問したい事をある程度できたこともあり、3泊4日でロンドンに帰る事にしました。

それで、飛行機のチケットをネットで購入しようと思い、ワイファイを拾う為に町に出ようと思いました。なぜなら、マークボイルさんの宿泊施設であるハッピーピッグにはワイファイがなかったからです。

そんな中、マークさんがブライアンさんに無料で貸している家にはワイファイがある事を教えて頂きました。これで町まで出る必要がなくなり、ブライアンさんの家でワイファイを使わせて頂いて、無事、帰りの飛行機のチケットを購入する事ができました\(^o^)/

しかし、日程的に急な購入となってしまったため、いい時間帯のチケットは購入できず、夜9時にアイルランドシャノン空港を出発し、夜の11時頃にロンドンのスタンステッド空港に到着するという便しかありませんでした。

夜の11時に到着しても宿泊先はなかったので、人生で初めて空港で泊まる事にしました。でも全く不安や嫌な気持ちはありませんでした。と言うのも、ロンドンに出発するときの羽田空港に早朝着いたとき、たくさんの中国人が空港のベンチで寝ていました。空港は暖房が利いていて温かいし、ベンチで寝る事は小屋で寝てきた僕にとって全く苦痛には思わなかったからです。

しかし、スタンステッド空港について、少しがっかりしました。と言うのも、羽田空港に比べてかなり狭くてベンチも少なく、横になれるようなベンチもなかったからです。

空港で泊まると言っても、泊まる空港は事前に調べて選ばないといけないなと後から気付きました。

でもたくさんの人が僕らと同じように空港で一夜を明かそうとベンチで座りながら眠っていました。という訳で、寂しくもなく、また襲われる危険もなく、安心する事はできました。

それで僕は障害者トイレで寝る事にしました。そこまで汚くもなく、臭くもなかったし、鍵も掛けられて良さげに思ったからです。売店で下に敷くための新聞を買って、障害者トイレの床に敷き、横になりました。

ドアに鍵は掛けられるものの、ピッチリ閉まるような扉ではなく、1cm位開いてしまうような扉でした。見ようと思えば中が見えるようになっていて、その隙間から僕が中で寝ている事は見れるような状態でした。多分、わざとそういう構造にしてあるんだと思いました。

そしたら予想通り、30分も経たない内にドアをドンドンドンドンと激しくノックされ、寝るな!!と怒鳴られました。見回りの警備員が多数巡回していました。急いで新聞紙を片付けて謝りながら逃げました。

その頃にはすべての椅子が塞がっていたので、僕は廊下で座って寝る事にしました。

目の前の廊下で寝ていた女性が見回りの警備員に「横にならないで下さい」と起こされていたので、座りながら寝る事にしました。

最初はなかなか寝付けなくていろいろな体勢を試しました。足を延ばしたりあぐらをかいたり女性的な座り方にしたり体育座りにしたり…。いろいろ試した結果、あぐらが一番体温を保てる事が分かりました。瞑想のように目を瞑っている内にいつの間にか眠る事ができました。

今考えてみると胡坐をかいて瞑想するというのは良い選択だったと思いました。眠れたらラッキー、眠れなかったら瞑想する事もできる、どっちに転んでもメリットしかないという体勢でした。

結局すぐに眠ってしまいました。翌日も眠くもならず体調は良かったので熟睡できたようでした。

 

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