ごちゃまぜの家日誌

横浜市港北区富士塚にあります、ごちゃまぜの家の日誌です。

鎌倉市での仕事とごちゃまぜの家での鍋

テント生活のホープレス鬱詰です。

ダンボールハウスを改良した結果、昨夜は今までで一番寒さを感じずに眠る事ができました。11時に寝て4時半に目が覚めましたが、寒くて目が覚めたわけでもなく、もう一度眠って6時半に起きました。

やはりダンボールハウスの密閉度合が増して隙間風がほとんど入らなくなったのが大きかったと思いました。もう朝方頭が冷たくなる事もなくなりました。

やっと、本当にやっとの事で寒さに凍える事がなくなったという土台を築く事ができた感覚を持てた朝となりました。

今までひたすらダンボールハウスの改良だけに努めてきましたが、やっと次の段階の事(小屋作りとか仕事とか)も考えられるようになりました。

でも近いうちに図書館に行って、もっと温かいダンボールハウスの組み立て方を調べていこうと思っています。

というのも、坂口恭平氏の本によると、ダンボールハウスというのはちゃんと作れば真冬でも中は暑いと感じるほど温かくなるそうだからです。

僕のダンボールハウスはそのレベルからは程遠いレベルで、かなり着込んで何とか眠れるレベルなので、造りが根本的に間違っている可能性も感じています。

今日は朝から保科さんと彰人さんと一緒に鎌倉市のLさんの御依頼で掃除の仕事をさせて頂きました。

f:id:gochamazekikuna:20181218220607j:plain

これは鎌倉市の大きな道です。

f:id:gochamazekikuna:20181218221026j:plain

玄関までの階段が苔と土でヌルヌルに滑りやすくなっていたので、デッキブラシでこすって苔と土を落としました。

f:id:gochamazekikuna:20181218221336j:plain

駐車場の脇の落ち葉を掃き出しました。

大きな家や広い庭があると掃除するだけでも大仕事になって大変だなあと思いました。

f:id:gochamazekikuna:20181218221904j:plain

鎌倉駅に向かう途中に川があったので見たら鯉がたくさんいました。鯉を釣って食べたら捕まるのかなぁとか考えていました。僕の思考はいつも「捕まるかどうか」という法律にがんじがらめにされているんだなと思いました。

鎌倉駅に向かう途中に鶴岡八幡宮があったので寄ってみました。

f:id:gochamazekikuna:20181218222206j:plain

僕はお金がなくて肉をなかなか買えないので、鳩や鴨を見てもどうしても食べる事ばかり考えてしまいます。でもさすがに観光客がいる前で捕まえる勇気はありませんでした。

f:id:gochamazekikuna:20181218222532j:plain

目の前を鳩が横切っていきます。人間に慣れていて本当に至近距離を歩いてくれるので、本当に捕まえられそうな気になってきます。でも手で捕まえるのはなかなか難しいかもしれませんね…。しかし…。

 

 

f:id:gochamazekikuna:20181218222716j:plain

(手に乗った鳩なら捕まえられるかも…)なんて思いながら、カイジのように緊張しながら緊張感を鳩に読まれない様にとか気を付けていたら、飛んで行ってしまいました。でもこの写真で見たら、この鳩、僕よりもはるかに頭良さそうな目をしてますね…。

f:id:gochamazekikuna:20181218223125j:plain

鎌倉市での仕事が終わった頃住人のよしえさんからごちゃまぜの家にSさんが来ていて、内海に会いたいと言って下さっているという話を聴き、急いでごちゃまぜの家に帰りました。Sさんが材料まで買って作って下さった鍋をよしえさんと三人で美味しく頂きました。Sさんは愛媛に住んでいるのですが、今ちょうど東京に来ていたので、ごちゃまぜの家にも寄って下さいました。Sさんは賃貸不動産の仕組みが納得できなくて家を持たない暮らしを始めたものの、住み込みの仕事が大変になって体調を崩したり、友人の家に泊まらせてもらったりと、波瀾万丈な人生を送っておられ、僕の人生とも凄く似通っていてとても通じ合う物がありました。普通に暮らしていると家がない人なんてなかなか会えませんが、ごちゃまぜの家には家がない人もしばしば来て、その常識破りな生き方に触れる事ができるのはここにいる醍醐味だなぁと思いました。

 

 

内海の連絡先
メール
nb.utsumi@gmail.com
facebook
https://www.facebook.com/daisuke.utsumi
line
saiohasso