内海のお仕事募集中の経過報告について
内海ホープレス大輔です。
先日（2月3日）お仕事募集中という記事を投稿させて頂きました。
あのような記事を投稿した以上、その経過報告・結果報告をする責任を感じておりました。あんな破廉恥な記事を投稿しておいて、その後お前はどうなったんだと。
そしてその記事は圭吾さんや管理人の彰人さんから咎められる事もなく、翌2月4日には「ゲレンデが融けるほど就職したい。」というツイキャスを圭吾さんと彰人さんと僕で配信させて頂きました。
実はそのツイキャスを配信している最中にも驚愕の事件が起こりました。
夜の１０時頃に僕の携帯電話が鳴り、画面には「通知不可能」という文字が…。
ご存じの方はご存じでしょうが、この「通知不可能」という表示…これは、実は海外からの着信なんですよね。僕の携帯電話に海外から掛けてくるのは今までの人生ではただ一人。母親だけでした。
僕の母親はもう何年も前からマレーシアに住んでいるので母親からだとばかり思っていました。しかし…
そのお相手は… イギリスはロンドンでの圭吾さんトークイベント第二回に来て下さったF様からでした。そして、お仕事を依頼して下さったのです！これには本当に衝撃を受けました。圭吾さんにお渡しするお土産を羽田空港に受け取りに行かせて頂くという僕でも難無くできそうな仕事でした。
そして翌日にはとてもお洒落な眼鏡を買って頂きました。眼鏡が欲しいとブログに書いてから24時間経つか経たないかという段階で、僕の顔には新しい眼鏡が乗っかっていると言う事実にかなり衝撃を受けました。眼鏡を買って下さった方が仰るには、僕たちのツイキャスを聞いて下さって、僕の発言内容のある部分に共感して下さったからだと仰って下さいました。その事に僕はまたも衝撃を受けました。なぜなら、僕は前夜のツイキャスでかなり自己中な事を言いたい放題言いまくっていたからです。と言うのも、直前に圭吾さんのブログ「嫌われないように生きるより、潔く、嫌われてしまおう」を読んでいたからです。（何だか最近、俺の事を良く思って下さっている人が増えている… これはおかしいんじゃないか… 俺の正体はそんなまともな人間なんかじゃない。皆勘違いしてるに違いない… だったら早い内に俺の正体を暴露して早目に嫌われておいた方がお互いの為だ…）というように思っていたので、圭吾さん彰人さんとのツイキャスで今だ！とばかりに言いたい放題言いまくっていたのです。
しかしそれが結果として共感して下さる人と出会える事になってしまった…
人生… 分からないもんです…
そしてメールの受信トレイを見てみると、なんと！僕にアイルランドの時の事で取材をしたいというメールが＼(◎o◎)／！ 取材代も頂けるらしいです。いやはや…本当にありがたい限りです。
他にも掃除のご依頼やボール蹴り、お茶、宿泊体験等のご依頼も頂きました。
また、仕事のご依頼ではなく、僕個人のブログが面白かったし感動したので一年前から伝えたかったけど今日来ましたと仰ってわざわざ来て下さった方… どうせ誰も読んでないんだから言いたい放題言ったれ！とばかりに好き放題書きまくっていたブログを読んで下さっていた方がいたとは…。しかもそれが面白かったし感動したとまで仰って下さって、僕に鹿肉の美味しいレトルトカレーやどら焼きやお金等を持ってきて下さいました。こんな事ってあるんですね…
そんなこんなで結局、今月の目標としていた６万円は約二日間でほぼ目処が立ってしまったのです。
いやはや… もはやここまで来ると一体どうなっているのかよく分からないです。あまりにも恵まれ過ぎていてあまりにもありがたくて… 正直僕は奇跡を目撃した気持ちです。奇跡の真っただ中にいたという感じです。今までの人生で一番幸せなひとときだと感じています(T_T)
ここで正直に告白すると、二日間ほどでお金の目処が立ってしまったので、すぐにブログでご報告しようかとも思ったのですが、やっぱり借金もたくさんあるし、もっと仕事の依頼が来たらいいなぁなどと思って、ブログでご報告するのを躊躇ってしまったのです。そうです。僕は普通に邪悪な腹黒い男なんですよ。ブログでお金が集まりましたと報告したら仕事もピタッと来なくなる事を恐れていたんです。
今月必要な６万円は目処が立ちましたが、借金は25万円あるし、滞納分も83000円ありますので、これからもお仕事のご依頼は継続して募集させて下さい。
今後とも何卒よろしくお願い致します<(_ _)>
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内海への仕事を募集中です。
こんな私的な事をこの日誌に書いていいのか分からないのですが、と言うか、書いたらダメなような気がするので、問題があればすぐにこの記事は取り下げます。問題がある場合、直接仰って頂くか、下記の連絡先までご連絡お願い致します。
単刀直入にお伝えさせて頂きます。
私に何か仕事を下さい。正直に言うと今お金に困っております。所持金が約１０００円、スイカの残高も約１０００円、ナナコの残高も１０００円ほどとなっております。
もちろん、私自身もこれから仕事を探して参ります。ハローワークでも検索したりするつもりです。登録した派遣会社の仕事も見て行くつもりです。
先月はいろいろな支払いを先送りしてロンドン・アイルランド関係に全力を尽くしました。なので今月は経済的な問題にも目を向ける事に致しました。
今月必要になるお金は、携帯代約５０００円、借金の返済約８０００円、ごちゃまぜの家にも１万円ほど入金したい、免許の更新３３００円、免許の更新のために必要な眼鏡約１万円、これら以外に食費として２万円ほどあればいいなと思っています。これだけでも６万円弱かかりますので、今月の目標は６万円です。今は借金が２５万円と滞納している支払い（主に光熱費や退去時精算費用）が合計で８３０００円ほどあります。もし６万円以上稼げたら滞納分に充てて行くつもりです。
報酬は仕事をし終わった後にその仕事の出来を見て、払ってもいいなと思った額を決めて頂く形で構いません。私自身一生懸命やりますが、プロレベルの仕事ができないかもしれないので先に報酬額は決めない形でやらせて頂きます。
仕事がある方も思いつかない方もお気軽にご質問ご連絡お願い致します。
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小屋完成後、初の雨を迎えました。
ホープレス内海でございます。ホープレスホープレス言ってますけど、別にホープレスになりたくてなったわけではないんですよね。生まれてみていろいろ頑張ってきたけど、やっぱりホープレスだったわけで、自分としてあまり納得はできてません。しかし事実としてホープレス状態にあるので、それは事実として現状として認めざるを得ない、そんな感じですかね。おいおいそういう事も書いて行きたいと思ってはいます。
今日はとりあえず先日の雨について書いていきたいと思います。
雨の日に現状をツイッターでいろいろつぶやいて、翌日にはブログを書きますと言ってはいたのですが、その後は疲れとかサッカーとか睡眠不足とか読みたい本があってブログを書くよりも俺は本が読みたいんじゃ！という気持ちとかいろいろあってブログは後回しにしておりました。
関東地方においては１月に入ってから初の雨だったのではないかと思います。果たしてこの小屋は雨に対してどれほどの耐性があるのか、それがいつも不安で、小屋ができてからは今まで以上に天気予報を気にしてチェックしていました。昨年１２月３１日に小屋が完成して初めて迎える雨だったんです。（ヨーロッパに行っていた期間は分かりませんが…）
僕は外出していたのですが、帰ってきてみると小屋が恐ろしい事になっていました。
何が恐ろしいか分かりますか？要はこのビニールシートの中に雨水が溜まってるんですよ…。昔８時だよ全員集合という番組がありましたけど、大きな水風船に水が溜まっていて針で刺すという場面がありました。そういう緊迫感に迎えられました。
この状態が正常な天井です。どれだけ８時だよ状態だったか分かりますでしょうか。この時は２１時頃でしたけど…。
ここでどうやって雨水を排水するか的確に判断できたら良かったのですが、今にも決壊しそうだったので、慌てて内側の下側から押し出そうとしたところ…
結果として決壊してしまいました。不幸中の幸いはダンボールハウスの中やスーツケースやガスコンロと言った重要な物はあまり濡れずに済んだ事です。
まぁこの程度の水濡れで済んだ事を良しとしないといけませんね。贅沢は敵だ！
状況を動画に撮ろうと思ったのですが、暗くて映像が撮れず音声のみとなりました。
1分ほどの音声です。なんで動画を撮ろうと思ったのかと言うと、暗い中での動画と言えばカメ五郎さんを思い出したからです。
決壊後に濡れた壁の様子です。
外から見てみたら見事に養生テープが剥がれていました。
ガムテープだと頑強に貼り付けられるのですが、剥がした後が汚くなるので養生テープにしていました。これから春の強風と長雨に対してどうやってこのビニールシートを固定するのか、悩ましい所です。
風でシートがバタバタしていました。風でバタバタ、僕はジタバタ… 正に泥縄…
壁も濡れているので今更テープを貼り付けられないと思い、開き直ってガスコンロで暖を取りました。
ガスコンロで暖を取りながら天井に少しずつ溜まっていく雨水を適宜排出しながら雨が止むのを待ちました。23：30頃、雨が上がり、天気予報でも今後雨は降らないと出ていたので、安心して眠りにつきました。
朝、棺桶の蓋を外すようにダンボールハウスの上蓋を外してみると、天井から木が見えました。
眠っている間に雨が降らなくて本当に良かったなと胸を撫で下ろしました。
ダンボールが濡れてしまったので、午前中は近くのスーパーやホームセンターを回ってダンボールを集めて回りました。午後は新聞店に行って古新聞を頂きました。
小屋の中の全ての荷物を運び出して一番下の床を見てみたらやはりびしょ濡れでした。床を拭いて、銀色シートも拭いてびしょ濡れになった新聞紙を付け替えました。
一番ショックだったのは、決壊した事以上に決壊した水が行っていない反対側の新聞紙がびしょ濡れだったことです。決壊したのは入口側ですが、奥側の新聞紙が濡れていたんですよ。なぜなんだろうか。
細い隙間から水が入って来たのか、それとも湿気だけでびしょ濡れになったのか、未だに原因が分かりません。これから春の長雨を迎えるに当たって、隙間をどうするのか、次の雨が来る前の対策が突き付けられています。
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1/28-何でもないようなことが幸せだった、温かなちょっと特別な日
どうもお久しぶりです。
もうかなりお世話になりまくっている中島です。
内海さんのイギリス渡航記が続く中での、通常トーンの日誌をば。
27日のわたり食堂では、燻製ベーコンを提供させていただきました。テーブルに置いた瞬間に、人気アイドルのチケットの如くの速さで無くなってしまったようで。一人暮らしだった頃に「ベーコンは好きだ。だが添加物は嫌だ。」から趣味で始めたことがこんな形で役にたって嬉しい限りです。
※ベーコンの残り油でフォカッチャを作りたかったのですが、魚焼きグリルだとうまく膨らんでくれず、提供は断念。今の器具でうまく作れないか試行錯誤していきまする。
次はこの家の庭に生えている野草を使って何かできないかと考えていたりします。
立派なノビルが生えております。ノビルはニラとかネギの仲間で、根っこにらっきょうのような膨らみがあることが特徴です。今はスーパーで見かけることはなく、ネットスーパーで探してやっと見つかる程度の雑草になっていますが、大昔は食用として食べられていたらしく、古事記にもその記述があるとか。ノビルの旬は2~4月の春先なので、来月あたりが丁度よい時期であります。これを使ったノビル餃子とかいいかもとかアイデアが浮かぶ浮かぶ。
学生時代の友人とも親族とも繋がりを持たず、ずっと一人で過ごしてきた結果、一人の時間を充実させることには長けている自負があります。自己満足をとことん追究するような人生でした。
※お陰で待ちぼうけくらうことに取り乱すことがないです。急な一人の時間をどう過ごすかの選択肢が山のようにあるので。
ただ、「私のこの人生は本当にこのままでいいのか？」と疑念がどこかで渦巻いており、人との情緒的な繋がりをこのまま知らずに生きていていいのだろうか？と漠然とした不安がありました。
そんな最中でのごちゃまぜの家との出会い。
最初のきっかけは残念なものでしたが、自然に受け入れてくれたこの環境が本当に好きです。
僕の世界は今まで僕しかいなかった。僕の僕による僕だけの世界を生きていた。
それは確かに自己中心的ではあるけれど、それは他人を見下すというような差別感情ではなく、他人を『人』と認識するための器官がただ機能していないような感覚です。それはまるで好奇心の赴くままに生きる子どものようだなと思ったのです。
だとすると、大人になるということは、自分だけの世界に他人を招き入れることなのかなと。その為の余白を作り、そこに住まわせる度量を持つことなのかなと思うようになりました。
その成長に年齢は関係ないなと思っています。10歳の大人もいれば60歳の子どももいる。年齢はただ過ぎた時間でしかなく、それ以上でもそれ以下でもない。「普通」を語ることなど何の意味もない。貴方が経験したことを私は経験しておらず、逆もまた然り。
僕は人に年齢を訪ねることはしないと決めているのですが、相手が年下だと分かった瞬間に生まれる「何だ年下か」という安心感が学びのセンサーを閉じてしまう気がするからです。その瞬間に見えなくなってしまうものがある気がするから。
その在り方に「少しは恥を持て」「いい年こいて」と思われることもあるようですが、どの口が「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」と宣うのかと思っていたりします。
ここに来るようになってから多大な迷惑をかけております。特にみやのさんを不愉快にさせてしまうことが多いです。ただそこには微塵も悪意はなく、次々と注意が移り変わって、少し前のことがぞんざいになってしまうからです。
言い訳っぽく聞こえてしまいますね。僕には共同生活が本当に必要だったのだと思います。それはこうした人の目を気にするということから、人から感謝される喜びを経験することまで。
そんなこんなで28日は晩御飯を作らせていただきました。
ヨーグルトソースはMoco's キッチンで知りました。今回はレモンの代わりに頂いたミカンの汁で作ってみたのですが、なかなかよい。
内海さんと保科さんとみやのさん、4人で卓を囲む食事は本当に幸せだった。
こんな温かな空間をこの家に作っていきたいと思った、そんな何でもない日の晩の出来事でした。
中島允丈(なかしまみつひろ)
Twitter:@MitNak1203
TEL: 07043787883
Mail: mthrnksm@gmail.com
※LINEはID検索ができないようになっているので出会ったときに交換しましょう。
博物館観光、そしてホープレス内海、ついに改名の危機！？
1月19日までで公式日程が終わり、1月20日と21日は特に予定がなかったので観光をしました。帰国の飛行機は1月22日の昼の便でした。
イギリスに来たのが初めてだったので、イギリス観光の基本とも言える大英博物館に行きました。
歩いているといろいろな言葉が聞こえてきました。いろいろな国から外国人が来ているんだなと思いました。
中を見ていると、昔の人が作った高価そうな花瓶やお皿、装飾品の数々が多数展示されていました。
最初の内はすげーと思いながら見ていたのですが、やはり英語が分からなくて説明文を読めないのでだんだん飽きてきてしまいました。
しかし、本当のことを言うと、高価そうな花瓶やお皿、装飾品などを見ていて、借金地獄生活が長かった僕にとっては、どうしてもこの展示品が質屋の展示とダブって見えてしまったのです(~_~;)。
なんで世界各地の高級な装飾品やお皿や花瓶などがイギリスにたくさん集められたのかなぁ…そんな事が凄く気になっていました。
イギリスは金融の中心地だから世界各地にお金を貸して、返せなくなった国がその担保として差し出したのかなぁとか、歴史的な経緯が知りたいなぁと思いました。結局英語が分からないとただ見るだけになってしまいますよね。
1月21日はロンドン自然史博物館に行きました。僕はこちらの博物館の方が面白かったです。主に動物の骨や剥製が展示されていました。
イギリスの建物は石と煉瓦で出来ている物が多いですね。
この人はネアンデルタール人で、その説明が下記です。
1月22日は日本に帰る日だったのですが、泊めて頂いていたキカさん宅になんと！リュックサックを置き忘れたまま出発してしまいまいした(*_*)。公式日程が終わって個人的な観光だけになっていて気が抜けていました。電車に乗る前に気付いてタクシーで引き返してキカさん宅に戻ると、キカさんがリュックを渡して下さり、駅まで車で送って下さいました(>_<) 何とか飛行機に間に合うよう電車に乗る事ができました(#^.^#) ホープレス内海からリュックレス内海に改名せずに済み、無事帰国する事ができました。キカさん、ストレスフルなご迷惑をお掛けし誠に申し訳ございませんでした。
これにて、一旦ホープレス内海のロンドン＆アイルランド体験記を終わりたいと思います。（もしかして後日書き加える事もあるかもしれません。）
番外編
これはインド人の多い街サウソールのスーパーから見た大通りです。安い店が多いです。1ポンドショップや99ペンスショップもありました。
1キロで1.49ポンド（＝215円）。1キロあるとリンゴ何個買えるんでしょうか。多分日本よりは安いですよね。
イギリスで有名なハロッズというデパート。外国人旅行者がたくさん来ていました。
ロンドンに来て最初の三日間泊めて頂いたR様宅の最寄駅、ハンガーレイン駅前の大通り。地下鉄の乗り方もバスの乗り方も分からず、R様に教えて頂く事で何とか移動する事ができました。また、ばかでかいスーツケースで来てしまい、LCCに合うバッグをお借りできたお蔭でアイルランドでも移動が楽になりました。R様、本当にありがとうございました<(_ _)>
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ケントの森とお話会第二弾 ホープレス内海
1月19日、ロンドンスタンステッド空港で一夜を明かした後、午前中にロンドン在住のM様の家に向かう事になりました。
最寄駅で保科さんと合流し、徹さんと僕の三人でM様の家にお邪魔させて頂きました。（圭吾さんだけ別スケジュールでした。）
実はこのMさんの旦那さんのイギリス人Dさんはケント州に森を購入しつつある状態で、その森を僕達も一緒に使わせて頂けることになるかもしれないので、そこを今日見学させて下さるという事になっていました。
Dさんは大工仕事もした事がある叩き上げの経営者で、自分一人で台所をリフォームしたり小屋を作ってしまうような手先が器用かつ有能な方でした。
Mさん宅の奥にある小屋や別の家に付属している小屋も見学させて頂きましたが、小屋という次元ではなく、水道とトイレがないだけで普通の家というレベルの物でした。それを見ただけでDさんの能力が半端ないと言う事が分かりました。
Dさんが運転して下さってケント州の森に到着しました。
Dさんが先頭に立って僕達三人を案内して下さいました。Mさんが日本語訳して下さり大変ありがたかったです。Dさんは大工仕事の経験がある事もあり、あそこの倒木は小屋の材料に使えそうとか話されていました。
Dさんがここは駐車場に使えるねと仰っていました。
平らな地面が多く、いかにもテントを張り易そうな場所がたくさんありました。
とにかく広かったです。ざっと歩いて回るだけで一時間以上もありました。話によると東京ドーム３個分もあるそうです。しかし、そこまで広いにも関わらず、川や沢はなくて水分としては小さな池があるだけでした。またDさんによると、ここは木が多くて日光を遮ってしまうし、木が栄養を吸収してしまうからこの土地で農業は向いてないねと仰っていました。
凄く立派な暖炉だったので思わず写真を撮ってしまいました。これは森見学の後に行ったパブにあった暖炉です。イギリスではガスストーブや石油ストーブよりも薪ストーブばかり見ました。薪ストーブ、いいですよね。
Mさんご夫妻に美味しい料理を御馳走になり、Dさんとも話が弾みました。日本からはるばる来た僕らに興味を持って下さり、結婚してるかどうかとか、結婚相手に求める三つの条件とか聞かれていろいろ話が盛り上がりました。
この後、キカさん宅にお邪魔して圭吾さんのお話会第二弾が行われました。
このお話会には14日の第一弾に来れなかった人が10人ほど来られて、小ぢんまりとしたアットホームな雰囲気の中で行われました。来て下さった方は第一弾の時と同じで、ロンドン在住の日本人女性が多かったです。来場者の方が手料理を持ち寄って下さってそれらを食べながらワインを飲みながらの夕食会という感じでした。
圭吾さんを知らない人が多かったので、まずは圭吾さんが家を失って呼ばれるままにいろいろな所に行ったという話も含めて自己紹介的な話もありました。
圭吾さんとキカさんのお話が終わった後、僕もちょうどアイルランドから戻ったという事でそのご報告もさせて頂きました。
ロンドン在住の方でもアイルランドやマークボイルさんの事は詳しくは知らない方が多かったので、質疑応答も活発に行われました。
実はアイルランドに出発前に泊まらせて頂いたのがこのキカさんの家でした。キカさんからは出発前に非常食としてたくさんのチョコやお菓子を買って頂きました。実はこれが向こうでかなり貴重な食料となり、僕と徹さんの主食となりました。実はお礼を言い忘れていたのでこの場をお借りして御礼申し上げます。キカさん、非常食、本当にありがとうございました。非常食でしたがアイルランドで日常食として頂いてしまいました。マークさんからアイルランドの巨大なパンと大量のオートというシリアルを頂いていたのですが、キカさんから頂いていたチョコやお菓子ばかりを食べてしまっていたのです。マークさん、ごめんなさい(>_<) オートというシリアルは水で煮るとおかゆのようになって食べやすかったのですが、アイルランドのパンは硬くてパンとクッキーの中間のような感じでした。日本のパンが柔らか過ぎでアイルランドのパンが本来のパンなのかもしれませんが、歯がなくても噛めるような日本のパンに慣れている僕にとってはオートの方が食べやすかったです。
キカさん宅の庭に来ていた野生のキジ？
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思い出深いスタンステッド空港 ホープレス内海
アイルランドからロンドンへ帰る飛行機のチケットは事前に取りませんでした。なぜなら、どれぐらいの滞在期間になるか事前に分からなかったからです。マークさんがもしも長期出張とかでいない場合、彼が帰って来るまでしばらく滞在する事も検討していたからです。
しかし思いがけずすぐ出会えて、質問したい事をある程度できたこともあり、３泊４日でロンドンに帰る事にしました。
それで、飛行機のチケットをネットで購入しようと思い、ワイファイを拾う為に町に出ようと思いました。なぜなら、マークボイルさんの宿泊施設であるハッピーピッグにはワイファイがなかったからです。
そんな中、マークさんがブライアンさんに無料で貸している家にはワイファイがある事を教えて頂きました。これで町まで出る必要がなくなり、ブライアンさんの家でワイファイを使わせて頂いて、無事、帰りの飛行機のチケットを購入する事ができました＼(^o^)／
しかし、日程的に急な購入となってしまったため、いい時間帯のチケットは購入できず、夜９時にアイルランドシャノン空港を出発し、夜の１１時頃にロンドンのスタンステッド空港に到着するという便しかありませんでした。
夜の１１時に到着しても宿泊先はなかったので、人生で初めて空港で泊まる事にしました。でも全く不安や嫌な気持ちはありませんでした。と言うのも、ロンドンに出発するときの羽田空港に早朝着いたとき、たくさんの中国人が空港のベンチで寝ていました。空港は暖房が利いていて温かいし、ベンチで寝る事は小屋で寝てきた僕にとって全く苦痛には思わなかったからです。
しかし、スタンステッド空港について、少しがっかりしました。と言うのも、羽田空港に比べてかなり狭くてベンチも少なく、横になれるようなベンチもなかったからです。
空港で泊まると言っても、泊まる空港は事前に調べて選ばないといけないなと後から気付きました。
でもたくさんの人が僕らと同じように空港で一夜を明かそうとベンチで座りながら眠っていました。という訳で、寂しくもなく、また襲われる危険もなく、安心する事はできました。
それで僕は障害者トイレで寝る事にしました。そこまで汚くもなく、臭くもなかったし、鍵も掛けられて良さげに思ったからです。売店で下に敷くための新聞を買って、障害者トイレの床に敷き、横になりました。
ドアに鍵は掛けられるものの、ピッチリ閉まるような扉ではなく、１ｃｍ位開いてしまうような扉でした。見ようと思えば中が見えるようになっていて、その隙間から僕が中で寝ている事は見れるような状態でした。多分、わざとそういう構造にしてあるんだと思いました。
そしたら予想通り、３０分も経たない内にドアをドンドンドンドンと激しくノックされ、寝るな！！と怒鳴られました。見回りの警備員が多数巡回していました。急いで新聞紙を片付けて謝りながら逃げました。
その頃にはすべての椅子が塞がっていたので、僕は廊下で座って寝る事にしました。
目の前の廊下で寝ていた女性が見回りの警備員に「横にならないで下さい」と起こされていたので、座りながら寝る事にしました。
最初はなかなか寝付けなくていろいろな体勢を試しました。足を延ばしたりあぐらをかいたり女性的な座り方にしたり体育座りにしたり…。いろいろ試した結果、あぐらが一番体温を保てる事が分かりました。瞑想のように目を瞑っている内にいつの間にか眠る事ができました。
今考えてみると胡坐をかいて瞑想するというのは良い選択だったと思いました。眠れたらラッキー、眠れなかったら瞑想する事もできる、どっちに転んでもメリットしかないという体勢でした。
結局すぐに眠ってしまいました。翌日も眠くもならず体調は良かったので熟睡できたようでした。
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